胸が痛い時
肩が痛い時
すぐに救急車呼べ!
って聞いたことありませんか?
って聞いたことありませんか?
医療系の情報番組とかでもよく言われます。
確かに胸が痛かったり、特に左肩が痛い時は心臓や血管にまつわる病気のことが多く、これらは急いで治療が必要となることが多々あります。
しかし実際は、肩が痛いといって病院に来る人のうち、100人中99人はそういった緊急性の病気ではありません。
笑い話のようですが、肩こりだったりすることが多いです。
スマホ肩というのでしょうか? 肩や肩甲骨をほぐす運動をするだけで痛みが取れる人が結構います。
今やネットで検索すれば、山ほど肩こり腰痛に対する対策が出てきます。かくいう自分もずっと肩こり腰痛に悩まされていましたが、Youtubeのストレッチやヨガの動画みて肩腰ほぐしてだいぶ楽になりました。
胸が痛い・肩が痛い時、とりあえず肩こりをほぐす運動をやってみることをおすすめです。
胸や肩が痛いといっても、胸や肩には
皮膚
筋肉
乳腺
骨
胸膜
肺
心膜
心臓
大血管
などいろいろあるわけで、それぞれ痛みは出ます。ほっといていい痛みからよくない痛みまでいろいろです。
緊急性があるのが心臓と大血管の痛みで、これはのたうち回るような痛みでとても自力で歩いたり車を運転したりはできません。"チクチクする痛み"が心臓の病気であることはほぼ100%ありえません。
ちなみに心筋梗塞のとき痛みは"30分以上持続する痛み"が目安です。この時は救急車呼ぶことも考えましょう。
胸痛に対していろいろ検査して異常が見つからない時、"肋間神経痛 疑い"なんて診断名がついたりします。
もちろん、症状に乏しいのに大きな病気であることもあるわけで、そのへんは自己責任でお願いします。
"間違ってはいないけどオーバーな情報"に脅かされてめったに起きない病気で
過剰に心配しなくていいんだよ
というのを伝えるのがこのブログのコンセプトです。
質問くだされば病気解説もします。