Online よろず相談所

アラ50の医師が ゆるい説明しています

ショック=低血圧ではない

手術中

血圧が下がった

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焦る

ショックか?

このまま崩れるか?


血圧が下がると

不安になる


しかし


血圧が低い=ショック

ではない


ショックとは何か

ショックとは


👉 組織に血流が届いていない状態


問題は

血圧ではない


“流れ”


なぜ血圧ではないのか

血圧は

ただの圧


圧があっても

流れがなければ

酸素は届かない


それは

ショック


逆に

血圧が低くても

流れが保たれていれば

ショックではない


👉 数字に騙されない


血流が落ちるとどうなるか

臓器に血が届かない


腎臓 → 尿が出ない

皮膚 → 冷たい

脳 → 意識が落ちる


体は

重要な臓器を守ろうとする


末梢は切り捨てる


これがショック


原因は4つ

考え方はシンプル


① 低容量

出血
脱水


② 分布異常

敗血症
麻酔


③ 心原性

心不全
虚血


④ 閉塞

肺塞栓
心タンポナーデ


👉 どれかに当てはめる


思考の順番

① 本当にショックか


血圧だけで判断しない


尿量
皮膚
意識


② 原因は何か


足りないのか
開いているのか
弱いのか
詰まっているのか


③ どう治すか


👉 原因に合わせる


これだけ


モニターで考える

ここが重要


血圧

→ 結果


心電図

→ 心臓


EtCO₂

→ 循環


SpO₂

→ 酸素化


Aライン

→ 流れの中身


👉 すべてをつなげる


「血圧が低い」という現象を

多方向から見る


それが

ショックの診断


よくある間違い

血圧が低い

→ とりあえず昇圧薬


危ない


原因を無視している


ボリューム不足に昇圧

→ 末梢虚血が悪化


心不全に昇圧

→ 心臓が潰れる


まとめ

ショックとは

血圧ではない


血流の問題


👉 “流れ”を見る


👉 原因で治療する