血ガスで
「代謝性アシドーシス」と分かったあと
👉 次にやることは1つだけ
原因を絞る
そこで使うのが
👉 アニオンギャップ(AG)
■ AGとはなにか
👉 「測れていない酸(陰イオン)の量」
体の中には
血ガスでは測らない陰イオン(酸)がある
それが増えると
👉 アシドーシスになる
👉 その“ズレ”を見ているのがAG
■ 計算式(これだけ)
👉 正常:約12 ± 4
AGとはつまり、
👉 主要な陽イオン(Na⁺) − 主要な陰イオン(Cl⁻+HCO₃⁻)
この差が
👉 測定されていない陰イオンの総量
正常でも多少の差(約12)があるが
👉 ここが増える=異常な陰イオンが増えている
■ まずやること
👉 AGが高いか?正常か?
それだけ
■ AGが高いとき(ここが重要)
👉 未測定の陰イオン(酸)が増えている
つまり
👉 何かが体にたまっている
代表例:
・乳酸(ショック・敗血症)
・ケトン(糖尿病・飢餓)
・尿毒素(腎不全)
👉 =重症なことが多い
■ AGが正常なとき
👉 酸は増えていない
なのに pH↓(アシドーシス)
👉 HCO₃⁻が失われている
代表例:
・下痢
・腎尿細管性アシドーシス
👉 比較的マイルドなことが多い
■ 30秒で考える
例)
pH 7.25 / HCO₃⁻ 15
👉 代謝性アシドーシス
ここでAGを見る
AG 25
👉 高い
👉 何かがたまっている
→ ショック?敗血症?腎不全?
AG 10
👉 正常
👉 HCO₃⁻が失われている
→ 下痢?腎?
■ ここで差がつくポイント
👉 AG高値=放置すると危険
特に
👉 乳酸アシドーシス=循環不全のサイン
→ 迷わずショック対応へ
■ まとめ
👉 代謝性アシドーシスを見たら
次はこれだけ
👉 AGを見る
- 高い → 何かがたまっている(重症)
- 正常 → HCO₃⁻が失われている
👉 原因が一気に絞れる
■ おまけ
👉 低アルブミンでAGは低く見える(見逃し注意)