白い感熱紙に並ぶ数字。
HbとSpO₂だけ見て安心していないか?
血液ガスは
「今うまくいっているか」
「どこが崩れているか」
を教えてくれる非常に重要な検査。
しかし全部を見る必要はない。
👉 たった3項目で8割は判断できる
👉 最初に見るのはこの3つ
・pH
・pCO₂
・HCO₃⁻
■ ① まず pH
ほとんどの機械で一番上に出る
👉 正常:7.35〜7.45
・低い → アシドーシス
・高い → アルカローシス
👉 まず「ヤバいかどうか」を判断する
特に
👉 pH < 7.30 は危険域
→ 行動開始
■ ② 次に pCO₂
👉 呼吸の問題か?
・高い → 低換気(CO₂がたまっている)
・低い → 過換気
👉 呼吸が原因なら“呼吸をいじれば改善する”
■ ③ HCO₃⁻
👉 代謝の問題か?
・低い → 代謝性アシドーシス
・高い → 代謝性アルカローシス
👉 呼吸以外(循環・腎・代謝)を疑う
■ この順番だけ覚える
👉 pH → pCO₂ → HCO₃⁻
- アシドーシスか?
- 呼吸か?
- 代謝か?
👉 これだけで8割判断できる
■ ここから何をする?
👉 pCO₂が原因なら
→ 換気を調整
(換気量↑、呼吸回数↑)
👉 HCO₃⁻が原因なら
→ 循環・代謝を見る
(ショック・腎不全・敗血症など)
■ ワンポイント(ここで差がつく)
👉 pCO₂が正常でも安心しない
代謝性アシドーシスでは
👉 過換気でpCO₂が“正常っぽく見える”ことがある
→ pHとセットで判断する
■ 30秒での実戦イメージ
例)
pH 7.28 / pCO₂ 40 / HCO₃⁻ 18
👉 pH低い → アシドーシス
👉 pCO₂正常 → 呼吸じゃなさそう
👉 HCO₃⁻低い → 代謝性
👉 結論:代謝性アシドーシス → 循環を疑う
■ まとめ
血ガスは全部読む必要はない
👉 見るのは3つだけ
・pH
・pCO₂
・HCO₃⁻
👉 順番で判断する
それだけで
👉 臨床で使えるレベルに到達する