血ガスで
乳酸値高いなぁ
👉 で、終わっていないか?
乳酸はただの数値じゃない
👉 “今この患者がどれだけ危ないか”を示すサイン
■ 乳酸とはなにか
筋肉痛の原因として有名な乳酸。
(※現在は主因ではないとされるが、イメージとしては有用)
強い運動で酸素供給が追いつかないとき
👉 乳酸がたまる
同じことが体内でも起きる
細胞は
酸素があれば効率よくエネルギーを作れる
しかし酸素が足りないと
👉 嫌気性代謝に切り替わる
👉 その結果 → 乳酸が増える
👉 集中治療では
👉 「末梢組織に酸素が届いているか」の指標
👉 治療目標の一つは乳酸を下げること
■ 正常値
👉 0.5〜2.0 mmol/L
■ まず見るポイント
👉 高いか?
それだけ
■ 乳酸が高いとき
👉 末梢組織が酸欠になっている
つまり
👉 循環が悪い
循環血液が不足すると
👉 脳・心臓を優先して
👉 手足など末梢の血流が削られる
(いわば“トカゲの尻尾切り”)
👉 血圧が保たれていても
👉 末梢はすでに虚血
👉 これが“隠れショック”
■ 代表的な原因
・ショック(出血・敗血症・心原性)
・低酸素(呼吸不全)
・重度貧血
👉 =酸素を運べていない/届いていない
■ 30秒で考える
例)
血圧 110/70
乳酸 4.5
👉 血圧は正常
でも
👉 組織は酸欠
→ ショックとして扱うべき
■ どう動く?
👉 乳酸が高い
👉 「酸素を運ぶ血液が届いていない」可能性が高い
やることはシンプル
👉 酸素を届ける
・酸素投与
・循環改善(輸液・昇圧剤)
・出血なら止血
・敗血症なら抗菌薬
■ ここで差がつくポイント
👉 乳酸は“トレンド”で見る
1回だけでは不十分
👉 下がっているか?
・下がる → 改善している
・下がらない → まだ危険
■ まとめ
乳酸はただの数値ではない
👉 “組織の酸欠サイン”
👉 高ければ
→ 循環不全を疑う
👉 まずやること
→ 酸素を届ける
■ 次につなぐ(内部リンク用)
👉 ショックの初期対応(最初の5分)
👉 昇圧剤の使い分け
👉 アニオンギャップの見方