Online よろず相談所

アラ50の医師が ゆるい説明しています

乳酸を30秒で読む

血ガスで
乳酸値高いなぁ

👉 で、終わっていないか?

乳酸はただの数値じゃない

👉 “今この患者がどれだけ危ないか”を示すサイン


■ 乳酸とはなにか

筋肉痛の原因として有名な乳酸。
(※現在は主因ではないとされるが、イメージとしては有用)

強い運動で酸素供給が追いつかないとき
👉 乳酸がたまる

同じことが体内でも起きる

細胞は
酸素があれば効率よくエネルギーを作れる

しかし酸素が足りないと

👉 嫌気性代謝に切り替わる
👉 その結果 → 乳酸が増える


👉 集中治療では

👉 「末梢組織に酸素が届いているか」の指標

👉 治療目標の一つは乳酸を下げること


■ 正常値

👉 0.5〜2.0 mmol/L


■ まず見るポイント

👉 高いか?

それだけ


■ 乳酸が高いとき

👉 末梢組織が酸欠になっている

つまり

👉 循環が悪い


循環血液が不足すると

👉 脳・心臓を優先して
👉 手足など末梢の血流が削られる

(いわば“トカゲの尻尾切り”)

👉 血圧が保たれていても
👉 末梢はすでに虚血

👉 これが“隠れショック”


■ 代表的な原因

・ショック(出血・敗血症・心原性)
・低酸素(呼吸不全)
・重度貧血

👉 =酸素を運べていない/届いていない


■ 30秒で考える

例)
血圧 110/70
乳酸 4.5

👉 血圧は正常

でも

👉 組織は酸欠

ショックとして扱うべき


■ どう動く?

👉 乳酸が高い

👉 「酸素を運ぶ血液が届いていない」可能性が高い


やることはシンプル

👉 酸素を届ける

・酸素投与
・循環改善(輸液・昇圧剤)
・出血なら止血
・敗血症なら抗菌薬


■ ここで差がつくポイント

👉 乳酸は“トレンド”で見る

1回だけでは不十分

👉 下がっているか?

・下がる → 改善している
・下がらない → まだ危険


■ まとめ

乳酸はただの数値ではない

👉 “組織の酸欠サイン”

👉 高ければ
→ 循環不全を疑う

👉 まずやること
酸素を届ける


■ 次につなぐ(内部リンク用)

👉 ショックの初期対応(最初の5分)

 

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👉 昇圧剤の使い分け

 

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👉 アニオンギャップの見方

 

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