血圧が低い
👉 そうだ、輸液しよう
不安定な患者に
点滴ラインを確保する
輸液を始める
これは自然な流れ
実際
👉 これで良くなることは多い
特に
・明らかな脱水
・出血
・食事や飲水ができていない
・熱中症
・出血性ショック
👉 前負荷が足りないとき
輸液は正しい
でも
👉 全然よくならないことがある
むしろ
👉 悪化している?
尿は出ない
SpO₂も悪い
肺雑音も増えてきた
👉 「ヤバい」
■ まず考えること
👉 本当にまだ輸液が必要か
血圧が低い
↓
だから輸液
これは自然
でも
👉 それが正しいとは限らない
血圧は結果
原因ではない
■ 輸液が効くのは
👉 前負荷が足りないとき
血管の中に
十分なボリュームがない
このとき
👉 輸液で心拍出が上がる
■ 今回は違った
輸液しても
👉 EtCO₂が上がらない
👉 尿も出ない
さらに
👉 肺が悪くなる
👉 前負荷は足りている
むしろ
👉 入れすぎ
👉 負担になっている
■ 何が起きていたか
👉 心臓が処理できていなかった
過剰な水分に
心臓がついていけない
心拍出が低い
↓
戻ってきた血液を
前に送れない
👉 うっ血する
肺うっ血
心不全
末梢浮腫
👉 輸液が毒になる
■ ここでやること
👉 輸液を止める
(極力減らす)
👉 心拍出を上げる
・ドブタミン
・利尿で余分な水を抜く
・必要ならIABP
👉 “量”ではなく
👉 “流れ”を改善する
■ スワンガンツで見るなら
👉 PCWPが高い
👉 CIが低い
👉 うっ血性心不全
👉 もう前負荷ではない
👉 心拍出不足
■ よくある間違い
👉 血圧が低い
↓
👉 とりあえず輸液
↓
👉 変わらない
↓
👉 さらに輸液
👉 悪循環
肺は悪くなる
心臓はさらに苦しくなる
👉 ますます回らない
■ まとめ
輸液は万能ではない
👉 入れれば助かるわけじゃない
👉 大事なのは反応
EtCO₂
尿量
末梢
肺の音
👉 良くなったかを見る
👉 前負荷ではなく
👉 流れを見る
■ このケースの位置づけ
👉 ショック対応フローチャート
「輸液 → 反応なし → 心拍出不足 → ドブタミン」
■ 関連記事
👉 輸液はどこまで入れていいのか
👉 血圧はあるのに悪いとき
― ドブタミンを入れるべき瞬間
👉 スワンガンツの読み方(超シンプル)