手術中
モニターを見ていたら
👉 EtCO₂が下がっていた
35 → 20
👉 「何が起きた?」
👉 「呼吸器の設定は変えていないのに」
■ まずやること
👉 波形を見る
波形はある
呼吸も入っている
👉 チューブトラブルではなさそう
■ 次に考える
👉 “流れが減った”可能性
EtCO₂とは何か
👉 全身から肺に運ばれてきたCO₂
👉 CO₂を運んでいるのは血流
👉 EtCO₂低下
= 血流低下のサイン
👉 ショックになっていないか?
■ ここでやること
👉 触る
👉 モニターだけを信じない
👉 患者のリアルを確認する
・脈
・血圧
・皮膚
血圧はある
でも
👉 脈が弱い
👉 末梢が冷たい
👉 「流れていない」
👉 やはりショック
血液ガスをみると
👉 乳酸も高い
■ 行動
👉 まずボリューム
輸液負荷
👉 前負荷を上げてみる
■ 反応を見る
EtCO₂
20 → 24
👉 少し上がる
👉 でもまだ足りない
■ 次の一手
👉 心拍出を上げる
👉 ドブタミン開始
数分後
EtCO₂
24 → 32
👉 明らかに改善
乳酸も後から下がってきた
👉 判断は正しかった
■ 何が起きていたか
👉 低心拍出状態だった
血圧は保たれていた
でも
👉 “流れ”が足りなかった
■ ポイント
👉 EtCO₂は
“流れ”を見るモニター
👉 数字ではなく変化
👉 急に下がったら
👉 「流れが落ちた」と考える
👉 「CO₂が減った」のではない
👉 「運ばれてこなくなった」
■ まとめ
EtCO₂低下
👉 呼吸だけを見るな
👉 循環を見ろ
👉 圧ではなく流れを見る
これが
ショックを見抜く第一歩になる
■ 関連記事
👉 血圧はあるのに悪いとき
― ドブタミンを入れるべき瞬間
👉 輸液はどこまで入れていいのか
👉 乳酸が下がらないとき
― 何が起きているのか
👉 このケースは
「ショック対応フローチャート」の
EtCO₂低下 → 輸液 → ドブタミン
の部分です