血圧が低い
発熱している
尿路感染?
肺炎?
腹膜炎?
感染っぽい
👉 敗血症かもしれない
血圧は低い
でも
👉 手足は温かい
👉 脈は速い
👉 「ショックなのに冷たくない?」
■ 結論
👉 敗血症ショックは
👉 “血管が開いているショック”
だから
👉 ノルアドが効く
■ ショックには4種類ある
ショックは大きく4つ
・心原性ショック
・循環血液量減少性ショック
・閉塞性ショック
・分布異常性ショック
このうち
👉 敗血症ショックは
👉 分布異常性ショック
他のショックでは
👉 血液が足りない
👉 心臓が動かない
👉 流れが止まる
だから
👉 手足は冷たい
敗血症では
👉 炎症で血管が異常に開く
👉 血管床が広がりすぎる
これが特徴
■ 何が起きているのか
ペットボトルに入った
500mLの水
水位は高い
これを
大きなボウルに移すと
👉 水の量は同じ
でも
👉 水位は下がる
これが
敗血症ショック
血液量はそこまで変わらなくても
👉 血管が広がりすぎる
👉 血圧が下がる
理論的には
血圧とは
👉 血流(心拍出) × 血管抵抗
敗血症では
👉 血管抵抗(SVR)が下がる
心臓が頑張っていても
👉 血圧が保てない
👉 distributive shock
■ なぜ手足が温かいのか
血管が開いている
↓
末梢まで血液が流れやすい
↓
皮膚が温かい
👉 warm shock
これが
心原性ショックとの大きな違い
心原性ショックでは
👉 冷たい
敗血症ショックでは
👉 温かい
■ なぜノルアドなのか
ノルアドは
👉 血管を締める薬
開きすぎた血管を
正常に戻す
↓
SVRが上がる
↓
MAPが上がる
↓
臓器灌流が改善する
👉 理屈に合っている
■ 敗血症でまずやること
👉 輸液
感染+発熱では
脱水も多い
血管内ボリュームも不足しやすい
だから
👉 まず前負荷を補う
そのうえで
👉 ノルアド
👉 「輸液+ノルアド」
これが基本
ノルアド高用量でも
維持できないときは
👉 ピトレシン(バソプレシン)
も有効
■ それでも改善しないとき
MAPはある
でも
👉 乳酸が下がらない
👉 EtCO₂が低い
👉 尿が出ない
👉 心機能低下を疑う
septic cardiomyopathy
心拍出低下
👉 このときは
👉 ドブタミンも選択肢
■ スワンガンツで見るなら
👉 SVRが低い
👉 CIは保たれている
(あるいは高い)
👉 血管が開きすぎている
👉 ノルアドが必要
■ よくある間違い
👉 ノルアドだけ
輸液不足のまま
血管だけ締める
↓
末梢循環がさらに悪化
↓
乳酸が下がらない
👉 “まず輸液”
が大事
■ まとめ
敗血症ショックは
👉 血管が開いているショック
だから
👉 ノルアドが効く
ただし
👉 まず輸液
👉 輸液+ノルアド
そして
EtCO₂
乳酸
尿量
末梢
👉 “本当に回っているか”
を見る
■ このケースの位置づけ
👉 ショック対応フローチャート
「感染 → warm shock → 輸液 → ノルアド」
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― 圧だけ上げても救えない
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― ドブタミンを入れるべき瞬間